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障子はガラスよりもアクリルの方が安全?安全性からみた障子選び

家の障子がガラスだと、子供が誤って割ってしまうのでは…と心配になります。
アクリル板ならガラスよりも割れにくそうだし安全かもとリメイクされる方も多いですが、本当にアクリル板の方が安全なのでしょうか。
では、安全面から考えると障子はどの素材、どう工夫すればいいのでしょうか。
ガラスとアクリルにはそれぞれメリット、デメリットがあります。
交換方法と併せてご覧ください。

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障子はガラスとアクリル板どちらがいいいの?それぞれのメリットとデメリット

ガラスと比較すると割れ難いとされているアクリル板。
そんなアクリル板はガラスとほぼ同じ程度の透明度があるため、家の障子をガラスからアクリル板に交換するという方も少なくないでしょう。
特に、遊び盛りの年頃のお子様がいるようなご家庭だとガラスの障子では安全面で少し不安が残ってしまいますから、少しでも安全性の高いものに…と考える方もいるでしょう。

まずはガラスとアクリル板のそれぞれの良い点と悪い点をご紹介します。

安全性が高いと思われがちなアクリル板にも欠点はありますから、まずは、それぞれの特徴をよく理解することから始めて、その上で本当に交換をするのか決めるようにしましょう。

●「ガラス」

  • メリット
    ガラスの強みは「熱に強く」「傷つきづらい」ということです。
    例えば、夏場などに窓から強い日差しが入り込んで直接あたり続けたとしても、ガラスは変形したり変色することが殆どありません。
    またガラスは素材が硬くキレイな状態を長く保てるのもメリットの1つです。
  • デメリット
    メリットでもある「素材の硬さ」は加工が難しいというデメリットにもなります。
    また、ガラスの種類によっては割れやすいこともあるなど、種類によっては安全面で不安が残ることもあります。

●「アクリル板」

  • メリット
    アクリル板のメリットはガラスよりも軽いということです。
    つまり女性でも気軽に取り扱うことができ、DIYする時もポイントを掴めば簡単に行うことが可能です。
  • デメリット
    一方で加工がしやすいということは熱が加わりやすくということです。
    つまり温度が上がりやすい場所での使用は変形等を招いてしまう可能性が高いのです。
    またガラスとは違い素材が柔らかめのアクリル板は傷がつきやすいのも特徴です。

障子はガラスよりもアクリル板にした方が安全という考えは間違い

このようにガラスとアクリル板ではそれぞれに良い点と悪い点があります。
そのため一概に障子にはどちらが良いというようなことは言えません。
ガラスよりは割れ難いとされているからと言ってアクリル板が安全!というようなことはないのです。
基本的にはどちらを選ぶにしてもまずはそれぞれの特徴をよく理解する必要があります。その上で選んだほうの欠点を補うにはどうしたら良いのかを考えることが大切です。

障子のガラスをアクリル板に交換する方法とポイント

アクリル板の特徴をよく理解した上で障子をガラスからアクリル板に交換するという場合

交換に必要なものと交換手順、交換する際のポイントをお伝えします。

●用意するもの

  • アクリル板を加工するための専用カッター
  • ダンボールや厚紙
  • 軍手
  • 新聞紙
  • テープ
  • ゴミ袋
  • ドライバー

●交換手順とポイント

  1. まずは障子からガラスを全て取り外します。
    ドライバーでネジを緩めて1枚ずつ「上から下に向かって」取り外すようにしましょう。ガラスの取り扱いには十分に注意して下さいね。
  2. アクリル板をカットします。
    1で取り外したガラスと同じサイズになるように合わせてカットしていきましょう。
    この時アクリル板は完全に切ることができなくても問題ありません。
    溝をつけるようにしっかりと切り込みを入れることができれば、あとは手でパキッと折ることができます。
    また、カットする際には床が傷つかないように、ダンボールや厚紙を敷いてその上で作業するようにして下さいね。
  3. 採寸に使ったガラスを含め、取り外したガラスを片付けます。
    ガラスはそのままにしておいたら危険ですので、アクリル板の採寸に使った後は取り外したガラスを含め、全て速やかに片付けましょう。
    用意した新聞紙でガラスを包んでテープでしっかりと固定したら、ゴミ袋へまとめてしまいましょう。
  4. カットしたアクリル板を障子へ取り付けていきます。
    取り付け後はしっかりとネジを締めなおすのも忘れずに行いましょう。
  5. 最後に障子を開け閉めして問題がないか確認します。

ガラス障子にガラスシートを貼ってガラス割れを防止する方法も

一方で、障子のガラスをそのまま使い続けるというのであれば、何かしらの対策をすることをオススメします。

実際に行う対策には様々なものがありますが、簡単でオススメなのは「保護シート」を使う方法です。
保護シートは通販はもちろんのこと身近なホームセンター等でも購入することができ、メリットとしては、ガラス割れの予防や割れた際の飛び散り防止などがあります。
また、保護シートの中には紫外線を遮断してくれるタイプのものやオシャレにデザインされたものなどもあり、使う種類によってはガラス割れを予防する以外のメリットを得られる場合もあるため一度チェックしてみると良いかもしれません。

安全性から選ぶならプラスチック障子紙がおすすめ

色々考えたけれど障子紙はやっぱり安全性を重視したい!
そのような場合には「プラスチック障子紙」を検討してみてはいかがでしょうか。

プラスチック障子紙はその名の通りプラスチックで出来た障子紙です。
当然ながらガラスのようにパリンッと割れるようなことは無く、とにかく安全性が高いのが大きな特徴です。
また、障子でありがちな掃除に関する悩みも、プラスチック障子紙であれば悩むことがありません。
ホコリなどの汚れが溜まった際などには水拭きをしてしまうことができるのです。

ただメリットが多く安全性も高いが故に他の障子紙と比較すると価格は高くなる傾向があります。
まずは旦那様と話し合ってお互いが納得した上で決断するようにしましょう。