コンクリートやモルタルという言葉は、建築用の資材としてよく耳にしますが実際に何がどの様に違うのかと聞かれると、答えられない方も少なくはないですよね。
見た目には区別がつきにくいコンクリートとモルタルですが、含まれている物や強度に違いがあります。
そのため用途によって使い分ける必要があるのです。使用する際には強度だけではなく、使う場所に適しているかどうかも、見極めてくださいね。
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コンクリートとモルタル、強度があるのはコンクリートです
コンクリートは強度があるので木造住宅の基礎部分やビルなど大きな建物の種素材として使用されます。一軒家は木造が一般的で、マンションやビルは鉄筋コンクリート造りです。鉄筋コンクリートはその名の通り、鉄の骨組みを作りその周囲をコンクリートで固めるので大変丈夫な構造になります。
モルタルは強度が低いので、モルタル単体で建物の基礎などには使用できません。
コンクリートとモルタルの使用でどちらを使用したらよいのか迷った場合には、使用する部分に強度が必要かどうかを考えてみましょう。
階段や物置などの土台として使用する場合にはコンクリートを、壁や天井などに化粧的に使用する場合にはモルタルが良いでしょう。
私が子供の頃は外でニワトリを飼っていたのですが、地面が土のままで小屋は木で作られていました。ある日小屋の中には大量の羽だけが残りニワトリは消えていました。調べると小屋の下の地面が掘られていました。キツネが穴を掘って侵入してニワトリを連れ去ってしまったのです。
動物を入れる小屋を作る場合には床もつけましょう。
コンクリートとモルタル、強度に関係する材料について
コンクリートとモルタルの材料はとても似ています。
しかし、一部異なっているために強さが異なり、使用する目的も異なってきます。
セメントとモルタルに共通の材料は砂とセメントと水です。コンクリートでは更に砂利が多い分強い素材となります。
そのため2つの素材は強さが求められる建築物の基礎などにはコンクリートが使用されます。むき出しのコンクリートでは味気ない場合などはお化粧のためにモルタルが使用されます。2つの素材は強さが必要かどうかによって使い分けられます。
コンクリートは施工時に、気温が25度以上に高くなると固まるのが早くなり材料中の水分が蒸発して強度が弱くなってしまいます。気温が5度以下と低いと固まるのが遅くなり、凍結などでやはり強度が弱くなってしまいます。業務用では高温や低温でも強度を保って施行できるように処置を行うのですが家庭ではそのような処置ができません。コンクリートを使用した作業は、高温時と低温時を避けて行うようにしましょう。
コンクリートよりも強度が低いモルタルの使われ方
モルタルは壁の仕上げにもよく使われています。
しかし、壁がモルタルだけで作られているのではなく、表面に塗って仕上げ剤として使用されています。モルタルはコンクリートに比べかなり弱く劣化もしやすいのです。
コンクリートの建物の壁の仕上げに塗られているのをよく見かけます。
モルタルは年月が経過するとひび割れてきます。
我が家の天井にも大きな亀裂が入っています。先日市の施設へ赴いたときにもモルタルが塗られていて大きくひび割れているのを見かけました。ひび割れだけではなくモルタルが浮いて中に空気が入った状態になっているのも見かけました。
コンクリートの上にモルタルを塗っていると、年月が経過するとコンクリートとモルタルの間に隙間が生じて雨が入り益々隙間が大きくなっていくという減少が起こる場合があります。
手間をかけて見かけをよく仕上げても長年の間に劣化して却って見栄えが悪くなってしまう場合があるので、使用するときはメンテナンスについても考えてみましょう。
自分で補修をするならインスタントセメント
そのように失敗してしまう可能性を極度に減らすことの出来る便利な商品があります。インスタントセメントです。元々材料が配合されているので水を入れて練るだけで使用する事ができます。
セメントや砂や砂利は大袋で販売されています。どれも一袋ずつ購入すると結構な量になるので、少しの量しか使用しない場合にも便利ですね。
コンクリートでもモルタルでもない「ノロ」も仕上げに使われます
セメントと水を混ぜてとろとろに仕上げたものを「ノロ」と呼びます。
ノロの強度はモルタルよりも下になります。用途としてはひび割れを埋めたり、タイルを貼る前に塗っておき接着剤のようにして使用されます。
ひび割れがあったりタイルがはがれ落ちていると見た目が「ボロボロの家」という印象でしたが、ちょっと直すだけでなんとか「普通の家」になりました。
住宅街を散歩していると、タイルがはがれ落ちていたりモルタルがひび割れている住宅を見かけます。業者に依頼しなくても自分で補修するだけで見違えるように綺麗になるでしょう。大掛かりな作業と思わずに、まずは取り掛かってみることをおすすめします。こういった作業は経験が物をいい、行うほどに上手くできるようになるものです。一度で上手く出来なくてもよいから、とりあえず試してみようという気軽な気持ちで取り組んでみると良いでしょう。