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エアコンの取り付けをDIY!用意するものや注意点について解説

エアコンを新しく設置する場合、少しでも安くするために取り付けをDIYで行おうとする人も多くなっているといいます。

確かに取り付け方自体は難しいことではありません。しかし、しっかりと準備をし正しい取り付け方で行わないと、失敗してしまうこともあるのです。

今回はエアコンの取り付けをDIYする方法と注意点について説明します。まずは必要なものから揃えるようにしましょう。

また、DIYで取り付けした場合、施工不良による故障の場合は保証対象外となります。自信がない場合は、業者に依頼した方がよいかもしれません。

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エアコンは、必要なものを揃えればDIYで取り付けできます

エアコンを自分で取り付ける時は特殊な道具も必要

暑い室内を快適な温度にし、夏には大活躍してくれる家電がエアコンです。

今や、35度を超える猛暑の日も増え、一家に1台から、1部屋に1台は付けているという家庭も増えているようです。そのため、新しい部屋にエアコンを購入しようと考えている人も多いのでは?家電量販店のチラシを見ると、様々なエアコンが並んでいますが、大体どれも標準取付工事費込みという価格で、5万円から20万円と高額な価格帯が多いですよね。

エアコンを取り付けるためには、エアコン本体と、外に置く室外機を設置し、配管と電源をつなぐという作業が必要になるので、業者に取付け工事を依頼するというのが一般的な方法ですが、実際やろうと思えば必要な物さえあれば自分で取り付けることも可能です。
自分でエアコンを取り付けるということは、工事費がかからないので、エアコン本体の値段だけで済むというメリットがあります。

ただし、自分でエアコンを取り付ける場合は、注意しなくてはいけないことがいくつかあります。

まず、エアコンを家の中に取り付ける際には、壁に穴をあけてエアコンを固定しなければいけません。

壁に一度あけた穴は容易に元には戻すことが出来ないので、穴の位置を間違ってしまうと穴の修復作業といった別の手間がかかってしまいます。

また、エアコンは、外の室外機を接続することで、作動します。

室外機のエアー調整やガス管の乾燥などに専門の機械を必要とするので、それらの機械を用意しなくてはいけないといったことも注意したい点です。

DIYでエアコンを取り付ける方法を解説します

1.エアコン本体を取り付ける金具を壁に取り付ける

エアコン本体は、そのまま壁には取り付けられません。
エアコンを取り付ける位置を決めたら、その壁に金具を取り付けます。

2.壁に配管用の穴を空ける

壁ならどこに穴を空けても良いという訳ではありません。
家の柱や内部に配線を通している場合は、避けて穴を空ける必要があります。

3.エアコンと室外機をつなぐ配線を穴に通す

エアコンから出る排水線と電気の配線があります。
それぞれカバーに通し、線をつなげます。

4.配管のエアー調整、真空引き等の設定を行う

配管はただ取り付ければ良いという訳ではありません。

室外機の内部やホースの中に水気があると、ガスが正常に作動せず、その結果エアコンも作動しなくなってしまいます。
そのため、配管を取り付けたら、エアーの調整や真空引きなどの調整をする必要があります。

エアコンの室外機の設置場所にも注意しましょう

エアコンの室外機はどのあたりに置くのが正解か

室外機は、文字通り外に置いて使う物です。

室外機が吸い込んだ外の空気を、室内のエアコンから来た温かい空気を一緒に外へ排出することで、室内の空気が冷やされます。

つまり、エアコンだけで空気が冷たくなるということではなく、空気が冷やされるためには、室外機の役割が必須なのです。

エアコンを付けたのに、部屋の中の空気が冷えないという場合、エアコンの故障を疑ってしまいますが、原因は室外機にあるということもあります。

室外機の内部には、空気を循環させ放出するファンが付いていますが、ファンが正しく動作するためにも、室外機の取り付ける場所は充分なスペースを確保しましょう。

メーカーによっても、取り付けるスペースの推奨数値は異なりますが、家の壁からは数十センチ離した位置が望ましいです。

また、室外機の上は、広めで平坦なので、何か物を置きたくなりがちですが、室外機は熱を持ったり、振動したりもするので、物は何も置かないようにするのが基本です。

また、室外機が正しく動作するために、地盤がしっかりとしているところに置くということもポイントです。

DIYでエアコンを取り付ける場合はリスクが伴うことを理解しましょう

エアコン取り付けの失敗例

エアコンは、冷蔵庫や洗濯機などの他の家電とは違い、取り付け工事が必要な家電のひとつです。

広告には、取り付け工事費無料のエアコンが多く掲載されていますが、実際にエアコンの工事を依頼する場合、取り付ける場所によっては、標準工事費では足りない部分も出てきます。

例えば、2階の部屋にエアコンを取り付ける場合は、室外機も2階の壁に取り付ける必要があり、室外機の設置費用として壁に取り付ける金具や作業費などで、数万円が加算されることになります。

また、室外機の場所がエアコンからやや離れてしまうという場合も、配管の延長で費用がプラスされます。

このように、エアコン工事は結局費用がかさむことも多く、それだったら自分で何とかエアコンを設置できないかと考える人もいるでしょう。

エアコンの設置は、前項でご紹介したように必要な道具があり、ポイントを押さえれば自分で設置することも可能ですが、失敗してしまった場合、修復作業に余計に出費してしまうということもあります。

特に、エアコンの設置には、室外機の配管や調整などが必要です。

初めて行う作業もあるでしょう。

ホースの締まり具合が甘くてガス漏れしたり、真空引きが上手く出来なくて室外機が故障してしまったというような例もあります。節約のために自分でエアコンを設置したのに、余計にお金がかかってしまうのは悲しいですよね。自分でエアコンの設置をするという時は、このようなリスクが伴うことも頭に入れておきましょう。

DIYでエアコンの取り付けをした場合は、保証に関して注意が必要

エアコンを自分で取り付けは保証対象になる?ならない?

エアコンの取付けを業者に依頼した場合、もし取り付け後に工事の不具合があってエアコンが動作しないということになったとしても、工事に動作の保証が含まれているので、ほとんどの場合、無償で修理をしてもらえますが、自分で工事を行った場合は、どうでしょうか。

個人的には、自分で工事をするのだから保証はされないのではと思っていましたが、調べてみると、条件はあるものの、メーカーの保証は受けられるようです。

条件とは、取り付け時に明らかな過失がある場合やエアコンの施工工事説明書の記載以外の方法で取り付けた場合などを除くということです。

メーカーでそれぞれエアコン取り付け時の細かな寸法や、電力など記載があります。それを守らずに工事をしてしまった場合には保証対象外になるので注意しましょう。