握り玉タイプのドアノブが調子が悪くなり交換を考えた時、今までのドアノブとは違ったレバー式のドアノブを考える方は少なくないのでは?
しかし、今までとは全く違うタイプのドアノブを付けることが可能なのかどうか、そこが気になる点ですよね。
ドアノブの交換にはラッチを確認したり、ドアの厚みなどのチェックも必要となります。
新しいドアノブを交換する前には、必ず今あるドアノブを確認して、お家のドアに取付可能なものを選びましょう。取り付け方法についても下記を参考にしてみてくださいね。
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ドアノブをレバー式に交換する際にはラッチの確認をしましょう
レバー式のドアノブが登場してから、その使い勝手の良さで急激に普及しています。ドアノブを握って回さなくても押し下げるだけで良いので、握力が少ない方や荷物を持っている時にでも開閉が楽にできるのが人気の理由です。
ドアノブは長い間使用しているとネジが緩んだりしてがたついてくる場合があります。
もし、使用しているのが握り玉タイプのドアノブの場合には、思い切ってレバー式に交換してみると大変便利になります。
今回は室内のトイレなどによく使用されているチューブラ錠をレバー式に交換することを想定します。チューブラ錠とは錠をかける時に、ドアを閉めるボルト(ラッチボルト)を利用し、錠専用のカンヌキの様なボルト(デッドボルト)が無いドアノブのことです。このタイプのドアはデッドボルトが無いため防犯性が弱く、玄関のドアノブには適していません。もし玄関のドアノブがチューブラ錠の場合にはデッドボルトの付いたドアノブに交換することをお勧めします。
ドアノブをレバー式に交換する時は、この三点にも注目
そのためには正確にドアノブの取り付けポイントとなる部分の寸法を測りましょう。測るべき部分は以下の部分です。
- ドアの厚さ。
- バックセットというドアの縁からドアノブの真ん中までの距離。
- フロントというドアの側面にあるラッチを囲っている金属板の縦横の長さ。
- ビスビッチというフロントに付いているネジ2つの間の距離。
自分で探すのが不安な場合には、今付いているドアノブの型番とメーカーを確認してそのメーカーさんに電話して問い合わせるのもよいでしょう。その場合には、現在付いているドアノブの型番とドアノブ式レバーに換えたいという旨を伝えましょう。
ドアノブをレバー式に交換!今あるドアノブの外し方
新しいドアノブを購入してきたら、取り付け可能であるかをパッケージに記載されている数値と現在のドアノブの採寸値とを照らし合わせて最終確認してから開封しましょう。
まずは今付いているドアノブを外します。
外す作業は難しくは無く、ドアノブに付いているネジをどんどんと外していきます。ドアノブの軸にネジが付いていなくて穴だけが開いている場合には、その穴にキリなど細いものを差し込んでドアノブを掴んで引っ張ると外す事ができます。
全ての部品を外したら、新しい部品と混ざらないようにひとまとめにしておきます。
特にネジが混ざると厄介なので、全て確実に撤収させましょう。
ドアノブが付いていた部分は埃などで汚れているので、綺麗に拭いて乾かしてから新しいドアノブを取り付ける作業に取り掛かりましょう。
新しいレバー式ドアノブの取り付け方法
新しく取り付けるレバー式ドアノブは説明書に従って取り付けます。
ここでは大まかな取り付け方法の流れをご案内します。
- まずはラッチボルトをドアの側面に差し込んでフロントのネジを留めます。
- ドアノブを古いドアノブが付いていた位置に合わせてネジで留めます。この段階ではネジをしっかりと締め上げず、反対側のドアノブも取り付けます。両方のドアノブを動かしてみて上手く動くようであればそのままネジをしっかりと締めます。
上手く動かない場合には一度ドアノブとラッチボルトを外してやり直します。
作業工程は複雑ではないのですが、微妙な位置関係でしっかりと部品がかみ合わない場合があるので、上手くいかない場合には微調整しながらぴったりと取り付けられる位置を見つけて下さい。
ドアノブをレバー式に交換する際の注意点やよくある問題点
ドアノブの交換の作業自体は難しいものではありません。しかし、よく起こりがちな問題点がいくつかあります。
ラッチボルトを取り付ける時に、ラッチボルトの向きに注意が必要です。
ラッチボルトはドアが閉まる時に斜めになった部分がドア枠の縁に擦れてドアが閉まった時にカチャリと穴にはまります。このラッチボルトの向きを逆に取り付けてしまうとドアが閉まる時にドア枠の縁に引っ掛かって閉まらなくなります。折角取り付けが完了してもまた全部取り外してやり直すことになってしまいます。このミスは慣れている人でもやってしまうことがあるので、充分に確認をしてラッチボルトを取り付けましょう。