ベランダのすだれの付け方は自分でも工夫次第で簡単に付けることができます。マンションなど賃貸の場合、すだれを付けるのに壁に穴を空けたくない人も多いでしょう。
そこで、壁に穴を空けずに自分でベランダのすだれを付ける方法について、クリップですだれをつける方法や物干し竿を使った簡単な設置方法、突っ張り棒を使って設置する方法やすだれの効果とメリット、すだれを付ける注意点などお伝えしていきましょう。
これで、壁に穴を空けずに自分でベランダにすだれを付ける方法がわかり夏の暑さ対策ができます。すだれを付ける前には必ず管理人に確認をするのも忘れずにしましょう。ぜひ参考にしてみてください。
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ベランダのすだれは壁に穴を空けない付け方がオススメ
そんな時にもすだれを掛けられる、壁に穴を開けない方法を使ってベランダに設置してみましょう。
クリップを使ってベランダにすだれを取り付ける方法
一般的な事務用品として使われるクリップです。ゼムクリップとも呼ばれます。このクリップを指で広げ、フックのような形状にして窓のサッシに引っ掛けます。そしてこの引っ掛けたクリップにすだれを取り付けていきます。しっかり留めるために複数箇所、留めてください。耐久性は疑問があるので風が強く吹いた時などは注意が必要かもしれません。
もう1つ、ちがうクリップで留めるパターンもご紹介します。書類をまとめる部分とおさえる部分が一つになった、ダブルクリップを使った方法です。中サイズのダブルクリップを使って、窓枠などクリップを挟めそうなところに挟み、結束バンドを取り付けたすだれをクリップに取り付ければ完成。このタイプのクリップはホールド力が高いので、結構しっかりと留められます。
ベランダに物干し竿があるならすだれの付け方は簡単
ベランダの高い位置に物干し竿がついているのなら、それを使うのが一番簡単です。
ベランダの高い位置にある物干し竿に、すだれを紐などでくくりつける方法も
動かないように紐でしっかりくくりつけるのが大事です。
すだれの裾をベランダの外に出すとアパートやマンションの規約によっては違反する可能性があるので、柵の内側で処理しておくことをおすすめします。
もし物干し竿がついていなかったり低い位置にしかついていなかった場合は、次の項目をお試しください。
ベランダのすだれの付け方は突っ張り棒も使える
物干し竿がちょうどいい位置にないのなら作っちゃいましょう。
突っ張り棒を使って、ベランダにすだれを掛ける方法
頑丈な壁があるところか、窓枠にはめられそうなスペースがあれば、そこに突っ張り棒を設置します。突っ張り棒はしっかりと留めれば結構強力です。
100円均ショップでも購入することができますが細いものが多いので、ホームセンターやインテリアショップなどでしっかりと太さと耐久性のあるものを選ぶことをおすすめします。
突っ張り棒をつけるのにちょうどいい壁がなければ、作るという手もあります。
突っ張り棒を2本買ってきて、「縦」に設置します。あとは適当な横棒をくくりつければOK。この横棒にすだれをくくりつけます。
壁に穴をあけたり工具いらずでできる方法です。
ベランダにすだれを付ければ電気代も節約できる
すだれは熱遮断効果がある
古くから使われてきたすだれは、窓から差し込む暑い日光の日差しを遮ることができます。すだれの素材は熱を伝えにくいという性質があるので、熱を遮断しながらも風を通します。エアコンや扇風機と併用することで電気代を節約しながら涼をとることができるでしょう。目隠し効果にもなります。窓だけでなく、エアコン室外機にすだれを使って日光を遮るのも効果的です。見た目にも涼しく、視界からも癒しを得ることができます。一緒に風鈴をつけたら古き良き日本の夏の雰囲気を味わえますね。
初期費用も安い
すだれは安くて300円~、高くても~2000円程度なので、エアコンやブラインドなどと比べて初期費用を安く済ませることができます。一人暮らしの賃貸の方にもぴったり。樹脂製のもの、自然素材のもの、ロールアップできるもの、吊り下げできるもの、様々なタイプのものが売られていますのでお部屋に合わせたものを選びましょう。
すだれを付ける前に確認しておくべき注意点
いいじゃん!すだれ!と、早速すだれを付けようとしている賃貸マンション住まいの方には注意しておきたいことがあります。
- 風で飛ばされることがある
しっかり設置しないと、突然強風が吹いた時や天候が荒れた時にすだれが外れて外に落ちてしまう可能性があります。とくに賃貸は壁に穴を開けることができないため簡易的な設置になりがちです。もし落下して下に歩いている人に当たったりなどしたら、大変危険です。そのようなことが起こらないよう、しっかり設置しておく、悪天候の時はすだれは巻いてしまっておく、すだれの下部は外に垂らさず内側で処理しておくなどの対策が必ず必要です。 - 景観を損なうおそれがある
マンションによっては、ベランダに何かを置いたり布団を干したりということが景観を損なうため禁止としている場合があります。その場合すだれもNGとなる可能性が高いです。景観というのはマンションの印象、引いては住んでいる人たちの品性にも繋がります。そのためそういうルールがあった場合は、従った方がいいでしょう。マンションの規則を再度確認しておきましょう。