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100均のペンキスプレーの基本の使い方とキレイに仕上げるコツ

100均のペンキスプレーは、手軽に手に入れることができて、ちょっとした塗装に便利です。小さめな家具の色を変えたい時や、ハンドメイドしたものの塗装に使ったりと、刷毛で塗るペンキと違い、手軽に使うことができます。
そこで、100均のペンキスプレーの上手な使い方や、よりキレイに仕上げる塗装のアドバイスなどをご紹介します。

スプレーなら女性でも簡単に使えるので、DIY初心者にもおすすめです。

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100均のペンキスプレーはカラーも豊富

ペンキを塗るというと、バケツに刷毛やペンキローラーを付けてペタペタ塗っていくという作業が思い浮かびますが、あれって職人さんがするから綺麗になるのであって、素人がやるとムラになってしまいそうですよね。ところが、ペンキスプレーを使うと、ちょっとした塗装ならムラを気にせず行う事ができます。
ホームセンターに行くとペンキのスプレー缶が売られていますが、今このペンキのスプレーが100均でも豊富な種類が揃っているのです。

通常のカラーから、蛍光色、メタリック、つや無しタイプなど豊富な種類が揃っています。

色のバリエーションも豊富で、基本の色から、淡い色合いのものまで用意されていたり、質感も珪藻土風になるものまで様々あります。
流行のビンテージスタイルを再現できるような質感のスプレーもあるようです。

お店によって、置いてある種類が違いますので、いくつかのお店を見てみるとアイディアがどんどん浮かんでくるかもしれませんね。

100均のペンキスプレーは屋外で使用

100均でペンキスプレーを買ってきたら、さっそく塗りたいですよね!
でもその前にちょっとした準備やコツをご紹介します。

ペンキスプレーを使う時には、必ず屋外で行いましょう。
ペンキの臭いを長時間嗅いでいると具合が悪くなってしまいますし、お部屋に臭いがこもってしまうのも嫌ですよね。
そして何よりも、スプレーで塗料が飛び散ってしまった場合、家具や床などお家の中を汚してしまいますので、風のない屋外で、できれば周りに何もない所で作業をするのがベストです。

汚れては嫌なものがある場合などは、古新聞で養生するか、塗装するものがすっぽりと入る大きさの段ボールなどがあると周りが汚れずに済みます。

段ボールはしっかり固定すれば風で煽られても動きませんし、乾かす時も段ボールだと蓋を閉める事ができますので、そのまま乾燥させるとゴミが付きませんので便利です。

家具などはすっぽりと入る大きさの段ボールを入手する事が難しいですので、大きめの段ボールを繋げて塗りたいものを囲うように置くと便利です。

100均のペンキスプレーをムラなく塗装するコツ

塗装する時には、塗装したいものの状態を見て、先に塗装されている部分がある場合などにはやすりをかけるなどして塗装やコーティングを剥がします。
そうする事で、これから塗るペンキが綺麗に塗れます。

また、塗りたくない部分がある場合には古新聞やビニールシートなどを使って養生してペンキが付くことを防ぎましょう。

ペンキスプレーをかける時は10~20㎝程放して均一に塗るようにします。

塗る面に対して少しずつ角度を変えながら、薄めに塗る事が大切です。
できれば常に対象物の真正面に立つことを心がけましょう。

複雑な形の場合は塗りやすくするために台の上に置いたり、吊るしたりしてみると作業が捗ります。

薄めに2~3回ほど重ね塗りをする事でムラなく塗ることができ、ペンキが綺麗に発色します。

こうして塗りたい所にペンキを塗布できたら、あとは放置して乾くのを待つだけです。

置いておく場所の気温や諸条件にもよりますが、夏場ですとだいたい1時間ほどで乾きます。
ですが、キレイな仕上がりを目指すなら、しっかりと放置をした方が確実に乾きますので、もう少し時間を置いた方が良いでしょう。

乾かす時に小さなホコリなどが付いてしまうと仕上がりが汚くなってしまいますので、できるなら段ボールに入れて乾燥させるか、風の影響を受けない所に置いて乾燥させるとホコリなどの心配がなくなりますよ。

作業の前に周りに水を撒いてあげるとホコリが立つのを防げますのでお試しください。

ペンキスプレーで家具を塗装する場合

家具などの大きな物をキレイに塗装する時には、少し手間がかかりますがポイントを押さえる事で仕上がりが格段に変わります。

椅子や机はネジが多く使われている場合や、座る部分に布や革が使われていることがあります。
そのような場合には、手間でしょうが、分解すると楽に、しかも塗り残しを防ぐことができるのです。
養生してやる方法もありますが、どうしてもきれいに養生しきれず塗り残しや、塗りたくないところにペンキが付いてしまったりする事がありますので、美しい仕上がりを目指すには、分解する事がポイントとなります。

安価で便利なカラーボックスの色を変えたい時にもペンキスプレーが大活躍です。

まずカラーボックスは大抵、塗装されている事が多いので、その塗装を表面がザラザラになるまでやすりを使って磨きます。
白っぽくなるまで、まんべんなく、均一にやすり掛けをする事で、この後の塗装が剥がれてしまう事を防止します。

それからこちらもやっぱり分解して塗装する事がおすすめです。

分解すると、何枚かの板でできていますが、板を塗る時は真ん中からではなく、隅の方から塗っていきましょう。

家具量販店で売られている家具に自分で綺麗に色を塗れたらそれだけでオリジナルの家具に大変身です。

手間がかかりますが、ちょっとがんばってみませんか?

ペンキスプレーが垂れてしまった時には

作業に夢中になっていたら、ペンキが垂れてしまって大慌てしてしまう時もあります。

大慌てでいらない布やティッシュを探す必要はありません。
乾いていないうちに垂れた塗料を拭き取ろうとすると、周りの部分が汚れてしまったり、周りの塗膜をぐちゃぐちゃにしてしまいます。
ですから、拭き取りたい気持ちをぐっと抑えて乾かします。
しっかりと乾燥させたら、1000番くらいの紙やすりで優しく磨きます。
細かい部分や少しだけ磨きたい時には割りばしなどに巻き付けて磨いてあげると便利です。
垂れてしまった部分を取り除けたら、またペンキを塗って仕上げてくださいね。

ペンキを外で塗るには、雨の日にはできません。
晴れた日に外で作業する事をお勧めしましたが、雲一つなく晴れ過ぎてとっても暑い炎天下の中で作業する事もお勧めしません。
塗料を吹き付けた際に、スプレー中に太陽の熱によって空気中で塗料が乾いてしまい、表面がぷつぷつざらざらとしてしまって綺麗に仕上がらない事がありますので、炎天下の日には、日陰で作業をしましょう。

逆に、気温が5度以下の時には塗料がなかなか乾かずに綺麗に仕上がらない場合もありますのでこちらもできるだけ避けましょう。

ペンキスプレーを上手く利用して、自分だけの家具を作って生活をより豊かにしたいですね。